Genocide-ジェノサイド-

「さあ、殺人ゲームをはじめよう」

平凡ながらも楽しく日々を過ごしていた少女と少年。
しかしその日々は血溜まりの中に沈む。
そういうのを期待されるほど濃くありませんが、
性的(微)・暴力的・残忍な表現を含む為12歳以上の方の閲覧を推奨しています。

全32話小説 | 殺戮 | サスペンス | 微近未来 | メンタル | 恋愛 | PG12

登場人物

坂滝 のるん：本作の主人公で律の彼女、律の突然の凶行に戸惑う。
朝霧 律：文武両道才色兼備な有名人、言いようのない空虚感を抱えている。
七瀬 夜観之：二学期に律がつるむようになったチャラい風貌のクラスメイト。
千草 一：主人公達の担任、生徒達の前ではまるでやる気がない。
クラスメイト一覧

物語

本編

01.彼が赤く染まった日：大好きだった彼は血溜まりで笑う。
02.涙に意味はないと知った日：先生は私の言葉に耳を傾けてはくれない。
03.あの日の場所へ：月明かりの中に見つけた彼は壊れたと呟く。
04.同じで真逆な人：違うのに同じその人は関係者という言葉を口にした。
05.負けるように仕組まれたゲーム：唯一運命をかえられるのはノルンだけだと彼は言った。
06.以前の再現：以前と違うのにいつも通りな時間が流れる。
07.すれ違い：常に誰かと二人でいたのに今は孤独で・・・。
08.不安：私の不安と彼の不安が重なった。
09.簡単なのに難しい問題：どうしようもない事を涙に込めて流す。
10.似ている二人：似ているけどそれは私の心にそっと置いた。
11.関係者達の繋がり：関係者達の繋がりが意味する事がまだわからない。
12.長い一日の幕開け：血溜まりに落された三人目。
13.長い一日の閉幕：どんなに長い一日も終わりは来る。
14.強くて弱かった人：強いと思ってたその人は知っている事実に怯えていた。
15.隠滅された事件：十七年前の殺人事件の真相を彼は話した。
16.植え付けられた自我：植え付けられたものはいずれ消える。
17.捕まるべき人：大人の狂気が生んだ子供じみた狂気。
18.欠落した知識：足りない知識を埋めていければ…。
19.一週間の決意：望んでいた言葉が酷く胸に痛い。
20.忘却：大事な事をたくさん置いてきてしまった。
21.偽りの時間：最後の幸せは偽りに塗り固められた時間。
22.鏡の家：鏡の中の自分はあの日のように怯えていた。
23.止まらないゲーム：このゲームにリセットはない。
24.事実に隠された虚言：半端な事実を信用する事は騙されているのと同じ。
25.理解する事：少しでも良い方向へ進む為の理解。
26.シンクロ：二つの機械が重なり合う。
27.二十五番目：タイムリミットまで残り一週間。
28.毒の洗脳：毒に惑わされ無意識に洗脳されていた。
29.主犯：犯人を逮捕するまで悪事を重ね続ける。
30.赤く染まった真実：全ての元凶は一人の憎悪から生まれた。
31.赤の世界への目覚め：赤い世界に再び目覚め終わりへ向かう。
32.終わりへの眠りと始まりの日：終わりと始まりは二つで一つだから…。[終]

コネタ漫画：主に本編のギャグパロ

恥かし過ぎた初対面。 | 中学律の話。

• [↑]