魔法使いの法則

種族

【人間】魔力を持つ種族、中には潜在能力のない者もいる。
【天使】法力を持つ種族、古来からの教えに従えず精神的な病気を抱えてる者が多い。
【獣人】獣のような耳や尻尾の生えた種族で動物に変身できる。魔力・法力の両方を持つものから潜在能力のない者までいる、しかし両方持っていると混ざり合う為各能力の本来の力が引き出せない。
【堕天使】罪を犯した天使(ハーフ含む)、翼は黒く染まり不老不死になるという。何をしても死ねない時もとい心臓が止まった者達。
【ハーフ】稀に存在が確認される存在。しかし人間と天使のハーフはラーンデット王の力で根絶やしにされているらしい。
【悪魔】人間に似た能力を持っている種族、しかし詳しくは不明。

この世界、アプティテュードの国や建物

【聖都市グランス】魔法使いを敵視する天使が治めている国。町には子供だけで暮らしている家もとい宿舎のような物が多く、親は発作が止まるまで天の塔で長と共に暮す。親と子が共に暮らせるのは大体五歳くらいまでで回復するまでの期間は個人差がある。
【天の塔】聖都市グランスにあり成人した天使が沢山暮らしている。国のシンボル。
【魔法国家ラーンデット】グランスに敵対する魔法使いの国。かつての救世主を崇拝し、大体王は紅の名を継いでいる。貧民街の者達の王族を支持する傾向にある。しかし他国と違い王族は外に出る事はなく、顔を知る者は少ない。
【希望の国ゼファー】グランスやラーンデット程大きくない獣人の治めている小国。少し寒い地方だが獣人は体温調節に優れている為問題はあまりない。数年前ラーンデットとの争いに敗れ王は死亡した為、まだ若く未熟な王子が即位し他国からは弱気国と見られがち。しかし結束は固く王族への忠誠心は他国を凌ぐ。
【自然の村フォレスト】ゼファー管理下の村、行き場のない者は天使でさえ匿う。

属性の仕組み

地・水・火・風、それぞれに応じた自然物を元にした方が魔法は行使しやすい。
普通の魔法使いは音(楽器)を奏で、歌や舞と組み合わせるのが一般的で、
行使しにくい属性は他の魔法使いの支援があった方が使いやすい。
【演奏家】一番一般的な魔法使いで、音さえ鳴ればどんな物でも良い
【舞士】基本的に魔法を使うというより演奏家や歌い手のために前衛・中衛で支援する立場。 中には魔力を持たない者もいるが、他の魔法使いがいれば協力で術を使える。 剣士や格闘家など魔法使いを支援する者を舞士と呼ぶ。
【歌い手】演奏家や舞士の支援がないとまるで弱く、一般的にあまりいない。 黄泉の血筋は従来の歌い手と違い一人でも十分に強いが、基本的に身体が弱い為それほど役には立たない。

階級

【グランス】長>補佐>教師
・長:今も羽を持つ天使の家系が受け継いでく、一部では神とさえ呼ばれる。
 ・補佐:長に仕える者、教師と兼任する者が多い。
  ・教師:学校の先生で親と離れて暮す子供達の代理親でもある。各人に担当管轄がある。

【ラーンデット】国王>国王補佐・黄泉家>守護役(隊長>淳・櫂)・軍部
・国王:男女問わず「紅」の名を継いだ黄泉の血筋の者
・国王補佐:代々守護役がなる地位、顔を知るのは国王のみで片時も離れない
・黄泉:代々身体が弱い(族内結婚故だろうか)容姿が若々しい者ばかり
 ・守護役:軍部とは別の王家を守る近衛兵的存在
  ・守護役隊長:王位継承権を持たない貴族の黄泉家が付く
   ・淳:剣、当主である大和の影響で忠誠を尽くす
   ・櫂:盾、反逆罪に問われ生き残りは飛鳥のみ
 ・軍部:守護役の者もここに地位を持つが守護役の仕事が最優先

・現在の守護役
守護役隊長・・黄泉刹那
守護の剣・・・淳 麗羅:遥
守護の盾・・・櫂 飛鳥:狭霧
・20年前
守護役隊長・・黄泉瑞樹
守護の剣・・・淳 大和:王子(美姫・狭霧の父)⇒即位後卯月
守護の盾・・・櫂 飛鳥〈2年前まで黄泉刹那〉:遙美姫/ 櫂 緋翼〈1年前から〉:狭霧

大将:黄泉 刹那
中将:淳 大和
少将
大佐:櫂 飛鳥
中佐
少佐
大尉:×櫂 緋翼
中尉:淳 麗羅
少尉
准尉:×伊織 駿
曹長
軍曹
伍長
兵長


※刹那は守護役隊長の為、大和が軍部トップとして戦場にでる事が多い
※守護役の者は少尉以上の位が与えられている
※軍部の人間は守護役の者に逆らえない。

【ゼファー】国王>親衛隊>軍部
・国王:王族が代々受け継いでいく位。
 ・親衛隊:ラーンデットで言う所の守護役、現在は女人制。隊長は一人。
  ・軍部:親衛隊が身辺の警護なら軍部は城や町の警護に当たる。